大川幸一郎

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大川幸一郎（おおかわ　こういちろう、1973年6月30日-）は、岐阜県中津川市生まれのプロ野球選手。宮崎ファイターズ所属。
ポジションは内野手（一塁手）。右投げ右打ち。背番号は5。

経歴

◆ 恵那北高 - 中京学院大 - 高知（1994年 - 1996年） - 巨人（1997年 - 2000年） - 宮崎（2001年 - ）

略歴

◆ 1988年 - 恵那北高のクリーンアップとして県大会に出場するも、3回戦で敗退。
◆ 1993年12月1日 - ドラフト6巡目で創設されたばかりの高知高宮サンダースに6位指名され入団。
◆ 1994年 - 6巡指名ということで開幕2軍スタート。将来を期待されて4番に起用されるが泣かず飛ばずで夏以降は下位打線に定着。
◆ 1996年3月 - 未だに一皮剥けずにいる大川に泉田コーチが投手転向を打診したが、大川はそれを断った。その時の言葉は「自分はこのバットで野球やっていきたいんで、それはできません。」
◆ 1996年オフ - この年も大した結果を残すことができなかった。3年目で早くも戦力外通告を受ける。
◆ 1997年 - トライアウトを経て読売ジャイアンツへ移籍。
◆ 1999年 - 5月27日に1軍登録されると、徐々に成績を残し始め、最終的には打率.294、本塁打16本となかなかの活躍を見せた。
◆ 2000年 - 前年に引き続き、活躍が期待されたが、いつもの不調に陥ってしまい6月2日に1軍登録抹消。そのままシーズンを終えた。
◆ 2000年オフ - 調子の変動が大きいことが首脳陣にマイナス評価されてしまい、2度目の戦力外通告を受ける。
◆ 2001年 - トライアウトを経て宮崎ファイターズへ移籍。この年はオールスター後から1軍で活躍。
◆ 2004年 - 開幕1軍スタートを掴む。シーズン前半は目だった活躍はなかったが、夏ごろからホームランを量産し、最終的に22本のホームランを放った。
◆ 2006年 - この年は、打率.314、ホームラン28本、打点100をマークし、打点王に輝いた。実にプロ12年目でのブレイクとなった。
◆ 2007年 - 前年の勢いを引き継いで4番打者として活躍。
◆ 2008年 - 35歳を迎え、全体的に見ても「年を取った」と言われるようになった。成績のほうも少し落ち着いてしまった。
　　　　　　　　シーズン序盤は4番に座っていたが、初野之宏らの台頭などによって徐々に下位打線を打つことが多くなった。
　　　　　　　　ちなみに初野も前年と比べると成績を落としているが、それ以上に大川が打撃不振だったため、4番の座を奪われてしまった。

エピソード

◆ 高校時代はとにかくバッティングが得意で、苦手なランニングはいつも最後尾を走っていたが、打撃練習では人一倍張り切っていた。
◆ バッティングに関してはとことん追求するタイプで、打撃の練習量は凄まじいものがあったという。
◆ 寡黙な性格である。
◆ 試合中や練習中は非常に寡黙で練習熱心だが、その他の場では後輩思いの良い先輩である。
◆ 後輩からの信頼が厚い。
◆ 寮に入るのは嫌だが、お金が無かった森井進を1年間自宅に住まわせたことがある。
◆ 一塁守備はなかなかのもので失策数も少ない。
◆ 盗塁を一度もしたことがない。
◆ チームメイトの森井進と非常に仲が良く、オフなどは家族ぐるみで旅行に行ったりするようだ。

背番号

◆ 58（1994年〜1996年）
◆ 65（1997年〜2000年）
◆ 25（2001年〜2004年）
◆ 5（2006年〜）

年度別打撃成績

※ 表中太字はリーグ最高記録。

タイトル

◆ 打点王：1回（2006年）